★ 獣道と書いて「けものみち」と読みます。 鹿や猪や狐や狸などの通行で自然に
つけられた小径のことです。 1985年に世田谷から八ヶ嶽南麓原生林の中に移住して
初めて目撃し、学んだことです。 おとといの積雪時にそのことを再確認しました。
アメリカ開拓史を学ぶときに、現在の連邦政府のインター・ステイツ・ハイウエイ
や旧USハイ・ウエイ、さらに各州の州道のほとんどは、旧世界から新世界に移住して
来た白人移住民たちがつけた道が整理され、拡大されたものだと学びます。
しかしそれら旧世界からの白人移住民たちは、先住民たちが山野を歩いていた小道
を利用したに過ぎない場合が多いようです。 そしてさらに先住民たちは‥といいま
すと、彼らは獣道を利用したのであろうという推測が成り立ちます。
★ 確か留学末期でしたか、ライルという神学者が語った言葉があったかと記憶して
います。 『俺はもしかして地獄行きの道を歩いているんじゃないのかな? と、人が
気付き始めたその時こそ、その人は天国行きの道を歩み始めたのだ...』ということで
あったと思います。 正しい道の上に自分がいるということを知るのは大切です。
おととい夜の降雪中にたくさんの狐たちがフォックス亭にやって来ました。
25cmほど積もった雪の中を餌台に向かってやってきた最初の狐は、一応周辺を警戒し
て、直接餌台に近づかずに、庭の中をぐるぐると廻りながら餌台に到着して来たのを
目撃しました。 目的地をよく知りながら、警戒を怠らず、注意しながら遠回りして
最後に餌台に到着したのでした。 生活の智恵の豊かな、賢い狐だと思います。
次に来た狐は、最初の狐がつけた足跡をたどって餌台に来ました。 次から次へと
餌台に来る狐のすべてが、最初の狐がつけた足跡をたどって餌台に来ました。
文字どおりの獣道でした。 こうして2、3キロの屑肉が餌台から消え去りました。
★ マタイ傳7章13節~14節でイェスは「命に到る狭い門」を語っておられます。
天国に到る道を見いだす人が極めて少ないことを示唆されています。
賢い先輩たちが切り開いて遺してくださった、天国に到る善い「けものみち」を、
私たちも自分で見つけ出して、それをたどって御国に到りたいものだと願います。
天国に向かってだけピタリと焦点を合わしている心の目を、マタイ傳6章22節は、
「澄んだ目、一つの目」と説明しています。 お化け屋敷の「一つ目」のことです。
まちがった人生目的や、いつわりの価値観に固守している姿を、マタイ傳15章14節
は「穴に落ち込む」と警告しています。 イェスに焦点を合わせた道を歩みましょう。