★ マタイ傳6章33節は、『まず神の国と神の義とを追い求めよ』と勧めています。
出エジプト記23章19節には、『あなたの土地の初穂のなかで最も良い物を捧げよ』と
命じています。 読むだけなら誰でも賛成するでしょうが、実行するのは困難です。
使徒パウロがローマの獄舎に捕らわれていた時、ピリピのクリスチャンたちは使徒
パウロを良く支えていたようです。 ピリピ書4章10節~19節がそのことを証言して
います。 それは、ピリピに住む聖徒たちが決して経済的に豊かな人々であったとい
う意味ではありません。 信仰が豊かなクリスチャンたちであったということです。
ピリピのクリスチャンたちは、彼ら自身の物質的、経済的な必要よりも、何よりも
まず神の国と神の義とを最重要課題と考えていたのです。
彼らが主の御業を支えたということは、そのような行為をすることによって救いを
得ようとか、善い業に励むことで天国の一等席に坐ってやろうというような動機では
なく、与えられている恩寵に応えようとしてのことであったと理解します。
『主の目はあまねく全地を行き巡り、自分に向かって心を全うする者のために力を
顕される』...と歴代志略下16章9節は言います。 全き心=捧げる心のことです。