『こどもとおとなと成長』


★  そんなに読まれている聖書箇所ではないだろうと思う箇所があります‥
それは、コリント前書14章20節です。  誰にもわかるような、身近で具体的な表現を
使って、使徒パウロが勧めをしている箇所です。

  『みなさん、考え方=識=知性においては子供=未熟であってはなりません。
いたずら=悪=悪い事柄という点では嬰児のようでいつもありなさい。
考え方=識=知性においては弁別のある=成熟した=大人 = maturedでありなさい』
...と勧めています。

★  matured マチュアードという単語には、円熟した、熟慮した、完全に発達した、
酒や乳製品が熟成した、金融界や商取引では満期...などを意味します。
使徒パウロはこの単語を使って私たちに私たちの霊的成長を促しているのです。

  どの親であってもわが子の成長・成熟を願います。投資家は投資資金の増加と満期
を望みます。  農家は作物や家畜の成長・成熟を願います。  八ヶ嶽南麓の花の業者
はクリスマスを当て込んでシクラメンやエリカなどの成長の時期調整に多忙です。
パンダや鸛コウノトリ を育てる人も同じように幼いパンダや雛の成長を願います。

  特に私がおもしろいと思い、かつまた、わからないことの一つに、為替市場という
ものがあります。  それは、お金をお金で売り買いするということです。  為替相場
が変動するたびに、世界中が右往左往するということです。
  私の想像や理解を遥かに越えた世界に住む人々は、所有しているお金の増減だけを
考えて生きています。  お金が「成熟」することだけを考えて懸命に生きています。

★  それとは全く別の世界ですが、信仰の世界でも、同じように「成熟」するという
こと、成長するということは、大きな問題点となっています。

  一方的な恩寵によって神の子とされた私たちに対して、使徒たちは次のように熱心
な勧めをしています。  信仰の成熟を求めています。

  『私たちはもはや幼児ではないので、騙し惑わす策略によって、人々の狡猾な策略
によって起こるいろいろな空しい教えの風に吹き廻されたりせず、悪い奸智に対して
賢明であり、愛に在って真理を語り、すべての点において成長し、頭であるキリスト
に達するのです。

  またそのお方、すなわちキリストによって(エクレシアという)全身は、すべての
節々(エクレシアを構成するメンバー)の助けを得ながら、しっかり組み合わされ、
結び合わされ、それぞれの部分に応じて働き、からだ(エクレシア)を成長させ、
愛の内に共に育てられて行くのです』と、エペソ書4章14節~16節は勧めています。

  『あなたがたは、新生児のように純粋な霊的な母乳を強く求め続けなさい‥』と、
ペテロ前書2章2節は促しています。

  『私たちの救い主イェス・キリストの恵みと知識とにおいて、ますます豊かになり
なさい』と、ペテロ後書3章18節は励ましています。

  『あなたがたの信仰が大いに成長し、あなたがた一人びとりの愛が、お互いの間に
増し加わっている‥』と、テサロニケ教会に宛てた第2番目の手紙の1章3節で使徒
パウロとテモテは語っています。

★  末期加齢者となった私も、ほかの人々と同様に、何種類かの薬を服用するように
なりました。  順子さんはテレビの体操を見ながら簡単な体操を時々しています。
食物にも注意をしています。  神さまから託された、聖霊の宿る肉体です。  お召し
の日が来るまでは大切に扱わなければなりません。

  忙しということで、主としてまともな食事を採らない独身者を目標に、いろいろな
代用食品が販売されているようです。

★  身体的な成長や健康維持が大切な話題であるように、私たちは自分自身の信仰の
健全な成長と健全な霊性の維持に、そしてエクレシア全体の健全な成長と健全な信仰
の維持に対して、お互いに心を配る必要があるのです。  如何でしょうか?

 『草庵を謳った道元禅師』<<< ひとつ前の記事は | 次の記事は >>> 『ミシシッピ鰐』
メインページ | サイトマップ