『ど~ぅしょぅ? でぇ~きないっ!』

★  私ども夫婦の愛娘の恩惠(メグミ) さんが小学校3年生~4年生のときのことでした
が、依怙贔屓の強い寡婦のある教師によって、ほかの幾人かの級友らと共に、久しく
いじめられたことがあります。

  『お宅の子供さんは、クラスのほかの子供たちと比べて価値感覚がまったく違い、
ど~ぅしょもない子です!  親子四人で六ヶ月間世田谷区役所に水曜ごとに行って、
教育指導を受けて下さい...』という「指導」を、その教師から言い渡されました。

  専門家たちによって親子四人が六ヶ月の「観察」を受けましたが、区教育委員会の
結論は、恩惠さん側にも、親子関係にも何ら問題はなく、良い価値感覚を持つ子供に
育てておられますので心配はありません...むしろ問題は教師側にあるようです...との
ことで、校長への立身出世を狙っていたその教師は、区の教育委員会によって再教育
を受けさせられることになりました。

  しかしその2年間に、数名の子供たちがその教師から受けたトラウマ被害は、その
後も長く続くことになりました。  癒されるまでに十数年かかったかと思います。

  何をしてもしかられ、いじめられるので、すっかり自信を喪失していました。
『ど~ぅしょぅ?  ねぇ、どーぅしょぅ?  でぇ~きないっ!  でぇ~きないっ!』
と叫び苦しむ娘を傍で見ていた私ども、数名の親たちも、悩み続けていたのでした。

  世田谷区教育委員会の調査で教師側に大きな非があったことが判明したとき、私は
「教師という立場の暴力」を長年に亙って振るってきたその教師に、机を叩いて抗議
しました。  教師が常に正しいとは限らない...と、教師職の暴力に抗議したのです。

★  今はその恩惠さんも二児の母となり、サンフランシスコ北西部の田舎町に住んで
います。  二人のやんちゃ坊主の母として、教会説教者の妻として、そして教会付属
の小さな幼稚園~高等学校の教師の補佐役も、すべてを実によくやっています。

★  『エホヴァ自ら汝に先だちて往き給はん。  また、汝と共に居り、汝を離れず、
汝を棄て給はじ。  懼(オソ)る勿(ナカ)れ。  驚く勿れ』...申命記31章8節と聖書は告げます。
                
  人生とは、たくさんの悲しみ、戸惑い、怖れ、溜め息などから成り立っています。
しかしそこの中に神さまはちゃんといらっしゃるのです。  追い詰められたヤコブは
このことを創世記28章16節で、悪夢の夜が明けたとき、初めて気づいたのです。
大丈夫です。  今日は私たち一人ひとりにとって、最高の日であるはずです。

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